マッチング後の最初のメッセージで入れる質問は、基本的に一つで十分です。二つ、三つと並べるより、相手のプロフィールから拾った話題を一つだけ尋ねるほうが、何に答えればよいかが明確になります。
僕も、会話を続けようと意識するほど質問を詰め込みたくなる気持ちはよく分かります。ただ、最初の目的は一通で相手を深く知ることではありません。「この人には気軽に返せそう」と感じてもらい、次の一往復につなげることです。この記事では、一問に絞る理由と、その一問を作る手順を具体例つきで紹介します。
最初のメッセージの質問は一個が基本
最初のメッセージでは、挨拶と短い共通点、質問一個の組み合わせがおすすめです。質問が複数あると、相手は一つずつ考える必要があり、返信の負担が増えます。答え漏れを気にさせてしまうこともあります。
たとえば「旅行が好きなんですね。最近どこへ行きましたか?次に行きたい場所はありますか?」は、自然に見えて二問あります。これを「旅行がお好きなんですね。最近行ってよかった場所はありますか?」と一問にすると、返す内容がはっきりします。
質問を一個にすることは、そっけなくすることではありません。質問の前に、プロフィールを読んだと伝わる一言を添えるのが大切です。最初の文章全体の組み立てに迷う場合は、最初のメッセージは何を書く?返信しやすい例文とNG例も参考にしてください。
答えやすい一問を作る3つの手順
答えやすい質問は、次の順番で作れます。
1. プロフィールから具体的な要素を一つ選ぶ 2. その要素への短い感想や共感を添える 3. 一言か二言で返せる質問にする
選ぶ要素は、趣味、休日の過ごし方、好きな食べ物、写真に写っている場所などです。ただし、勤務先の詳細や住んでいる場所の特定につながることなど、最初から踏み込みすぎる内容は避けます。
たとえばカフェ巡りが趣味なら、「カフェ巡りがお好きなんですね。写真のお店、落ち着いた雰囲気で素敵です。甘いものなら何がおすすめですか?」と作れます。感想があるため、プロフィールをきちんと見たことが伝わり、質問も一つです。
プロフィールに話題が少ないと感じたら、質問を無理にひねり出す前に自分の情報も整えましょう。最初の1週間にやるべきプロフィール設定5つを確認すると、相手に質問のきっかけを渡す視点も持てます。
返信しやすさを上げる質問の形
最初は、範囲が広すぎない質問が向いています。「趣味は何ですか?」より「休日は家でゆっくりすることが多いですか?」のほうが、考える範囲が狭く、短く答えられます。ただし、二択だけを続けると面接のようになるため、相手の返答を受けて自分の話も少し足します。
使いやすい形は「プロフィールの要素+自分の短い反応+一問」です。
- 映画好きの相手へ「映画がお好きなんですね。僕も休日によく観ます。最近観てよかった作品はありますか?」
- 料理好きの相手へ「手料理の写真、おいしそうですね。よく作るメニューは何ですか?」
- 散歩好きの相手へ「散歩で気分転換するの、いいですね。公園と街歩きならどちらが好きですか?」
相手が答えてくれたら、すぐ別の質問へ移らず、「その作品、気になっていました」「僕は街歩き派です」のように反応を返します。会話は情報収集ではなく、お互いが少しずつ情報を出すものです。質問が続きがちな人は、マッチ後の質問攻めを防ぐ3対2のメッセージ比率も役立ちます。
避けたい質問と直し方
避けたいのは、複数質問、広すぎる質問、答えにくい個人情報の三つです。
「休みはいつですか?どこに住んでいますか?よく遊ぶ場所は?」のような連続質問は、一問に絞っても距離感が近すぎます。まずは「休日はどんなふうに過ごすことが多いですか?」程度にして、相手が自分から話した範囲を尊重しましょう。
また、「なんでアプリを始めたんですか?」は、相手によっては意図を探られているように感じます。最初はプロフィールに書かれた好きなことを選ぶほうが自然です。「何でも聞いてください」のように話題を相手へ丸投げするのも避け、自分から具体的な入口を用意します。
送信前には、疑問符の数を数えてみてください。二つ以上あれば、一番返してほしい質問だけを残します。文章が長い場合は、質問を減らすだけでなく、挨拶と感想をそれぞれ一文に収めると読みやすくなります。
よくある質問
質問なしの最初のメッセージでも大丈夫ですか?
挨拶だけでも失礼ではありませんが、相手が次の話題を考える必要があります。プロフィールから自然に拾える要素があるなら、短い一問を添えるほうが返信の入口を作りやすいです。無理に面白い質問を狙う必要はありません。
相手のプロフィールが短い場合は何を聞けばよいですか?
写真や登録された趣味など、確認できる情報から一つ選びます。材料がほとんどなければ、「休日はゆっくり過ごす派ですか?」のような負担の小さい質問にします。写真から場所や仕事を決めつけるのは避けましょう。
返信が短かったら、次は質問を増やすべきですか?
増やさなくて大丈夫です。まず返答を受け止め、自分の話を一つ添えてから、関連する一問を返します。短い返信だけで脈の有無を決めつけず、相手のペースも尊重しましょう。
まとめと今日できる一歩
最初のメッセージの質問は一個に絞り、プロフィールの具体的な要素、短い感想、答えやすい一問の順で作ります。大切なのは、気の利いた質問で評価を得ることではなく、相手が安心して返せる入口を用意することです。
今日できる一歩として、送信前の文章にある疑問符を数えてください。二つ以上なら、一番聞きたいものだけを残し、ほかは次のやり取りへ回しましょう。それだけでも、誠実さが伝わる読みやすい一通になります。